スタッフの声｜有限会社くろべ

母親が定年後にヘルパーの資格を取り、介護職は身近で長く働くことができる職種だと思いました。また、その時期に私自身も資格を取る機会に恵まれた為です。

利用者様の家族様とお話する機会があり、利用者様への思いが私たちの感じている以上に伝わってきた時に嬉しく思います。利用者様がホームに自分の居場所を見つけて、笑顔が多く見られた時は、（やりがいではないのかもしれませんが・・・）私たちの対応が間違ってなかったと感じる瞬間です。

最初は右も左も分からず認知症の方の行動にも戸惑うこともあると思います。その方一人一人と関わりを持ち、一日一度でも良いのでその方と笑い合える時間を持ってほしいと思います。認知症の方の記憶は点で表現され、継続しない事が多いです。しかし点も増えれば線になります。笑顔でいられる時間が線になるように一緒に笑ってほしいです。目標を大きく持つことも大切ですが、小さな目標を段階を踏んで達成することが、大きな目標達成への近道になると思います。

自宅から近く新しい施設（当時）なので新しい仲間と一から作っていける環境があると感じたからです。

この仕事に10年携わっていますがその間にも介護保険制度や介護技術も変わってきています。色々な変化に柔軟に対応できる職員であること、そして新しい知識も研修会等で勉強して実践に取り入れることが目標です。

これから2025年問題等を迎えるにあたり益々介護福祉は重要かつ必要となってきます。介護保険も在宅支援へとシフトしていき住み慣れた地域で長く安心して暮らしていく為にこれからは介護予防が大きな役割を担っていきます。サービスを利用される方一人一人のニーズにあった医療、介護の提供や、地域全体で高齢者を支える仕組み等の提供体制の構築が必要になってくると考えます。